【第10弾】シゲルセミナー
CPD3単位 2024年10月30日(水)新潟グランドホテルにて開催決定!!
※シゲルくん通信NEOに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中!!※
【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム 連載第52回 『 作家や漫画家にふりかかる、とんだ災難 』) NO.350】
❶『 キャラクター (2021年 日本映画) 』
セカオワのFukaseが強烈極まりない特異な殺人鬼を演じた狂気の話題作😱 菅田将暉演じる主人公の青年は愛する妻と慎ましい生活を送りながらプロの漫画家を志していますが、本来の人の好さから漫画のテーマとして扱っている猟奇殺人という内容についてリアリティをもった描写が描けず夢をあきらめようとしていました しかし偶然に実際の猟奇殺人現場に遭遇し犯人を目撃したことから、その殺人犯をモデルに再び漫画を執筆し、やがて一世を風靡する売れっ子漫画家にまで躍進します💰 しかし彼が描いた漫画が予告したように猟奇的な連続殺人が繰り返され、ついに彼の”ファン”であるFukase演じる殺人犯が、主人公の前に再び登場し彼に究極の選択を迫ります… Fukaseが本来は難しいであろう役柄になぜか絶妙にはまりすぎ〰️ ”キャラクター”が本作の題名となっている本当の意味については、ラストで明かされる殺人犯の特異な境遇を知ることによって、鑑賞者側の我々に静かに残酷に語り掛けてくるはずです💘
❷『 フッテージ (2012年 アメリカ映画) 』
題名となっている ”フッテージ” どんな意味か調べますと『撮影されたままの未編集の映像』とのこと🎞️ イーサン・ホーク演じる主人公のノンフィクション作家エリソンは、妻と二人の子供と共に郊外の一軒家へ引っ越してきます🏠 しかしその家は以前に家族が惨殺される恐ろしい事件が起きたいわくつきの家であり、彼が引っ越してきた本当の目的は、事件の真相を調べた上で本を書き、作家として再び成功するためなのでした 屋根裏で未編集の8mmフィルムと映写機を発見した主人公ですが、そこにはとてつもなく恐ろしい映像が記録されていて、その謎を探ることで自らの家族にも不吉な死の予兆が迫ってくるのでした… 本作、往年の映像記録媒体である8mmフィルム特有の独特な映像が、ノンフィクション的な薄気味の悪さを助長し、後味も限りなく悪い一本に仕上げております💀 しかしながらこの映像の中に隠された謎解きを主人公と共に体感していく展開が巧妙で、私的に映画としての完成度を高く感じる印象深い一本なのでした~💡
❸『 ミザリー (1990年 アメリカ映画) 』
スティーヴン・キング原作の同名小説を映画化📚 幽霊よりも怪物よりも間違いなくやっぱり人間が一番怖いことをあらためて知らしめてくれる一本😨 ロマンス小説『ミザリー』の作者である作家ポールは、郊外を単独で移動中、雪の中で不測の自動車事故に遭い身動きが取れないほどの重傷を負います🩸 しかし事故現場の近くに住みポールの熱狂的なファンである元看護婦の女性アニーに偶然助けられ、彼女の自宅で看病を受けることに 献身的に看護をするアニーでしたが、ある時ポールが温めていた彼女お気に入りの『ミザリー』最新作の原稿を見せられたアニーは、その内容に不満を抱き原稿を燃やすようポールに強要します⚡ ポールは次第に彼女が持つ狂気に気づき始めるのですか… 起承転結が良くまとまっていてテンポも良く、終盤にかけていよいよ急激に高まる不条理な恐怖感が秀逸な一本👍 地上波の洋画劇場でよく放映されたこともあったので一度はご覧になられた方も多いのでは❔ 本作でまさかのアカデミー主演女優賞を受賞したアニー役キャシー・ベイツの鬼気迫る演技 治りかけの足に打ち放つ金槌は、観る者にトラウマを植え付けるには十二分すぎます😱
もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆