【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ（ 俺ちゃん的シネマコラム 　連載第43回　『　ワンカット/長回しにこだわった映画　』） NO.339】

【第１０弾】シゲルセミナー
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※シゲルくん通信ＮＥＯに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中！！※
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❶『　ウトヤ島、7月22日 (2018年 ノルウェー映画) 』
本作、実際2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で発生し、69名が犠牲となったテロ事件を扱ったドキュメンタリー風映画となっております🎬　主人公の少女カヤは、妹のエミリエと共に島で開催されたノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加しますが、突如島にテロリストが上陸し、キャンプ参加中の若者が激しい銃撃に見舞われます　テロリストの人数など実態も定かでない中、うっそうと大木が生い茂る孤立した小島を舞台に、主人公は行方のわからなくなった妹を探しながら心身共に極限状態のサバイバルを強いられることになりますが… 本編の約80%以上がワンカットによる長回し映像となっているため、主人公が味わう緊迫感がはんぱなく鑑賞している我々自身にも伝わりすぎてきて、鑑賞後はどっと疲労が蓄積されます💦　ノルウェー製映画ということで、淡々とした映像の中に鋭いひんやり感があり、北欧独特の個性的な映像表現が感じられる1本です

❷『 ヴィクトリア (2015年 ドイツ映画)　』
女性主人公に偶然降りかかる悪夢の一夜を、本編138分間のすべてをワンカットで撮影することによりリアルに表現しきった意欲作✨　数か月前にスペインからドイツにやって来た主人公ヴィクトリア　クラブで踊り疲れ帰ろうとする中、4人の若者グループに声をかけられます　序盤は楽しい時間を共に過ごす状況が描かれますが、実は彼らは裏社会の人物に借りを返すため、ある仕事を命じられていたのでした…　2時間半近い映画なのですが、脚本は12ページ程度しかなく、ほぼ役者さんの即興的なアドリブのみで物語が進行していったとのこと👀　回しっぱなしのカメラの前で、予想外のハプニングもすべて編集をほどこさずに公開されたとのことで、そんな裏話を事前知識として蓄えながら鑑賞すると、なおさら楽しいのです♪　現代のベルリンを舞台としたドイツ製映画というのも、私的にはとても新鮮で興味深かった1本です(^^)

❸『　1917 命をかけた伝令 (2019年 イギリス・アメリカ合作映画)　』
直近007シリーズ『スカイフォール』、『スペクター』の監督も務めたサム・メンデスによる、臨場感にとことんこだわった戦争映画🎬　第一次世界大戦真っ只中の1917年4月、若きイギリス兵の主人公スコフィールドとブレイクの2人は、最前線にとどまる兄を含めた1600人の仲間の命を救うために重要な指令を伝える使命を帯びて、敵陣の無法地帯をリアルタイム・ワンカットなカメラワークと共に進んでいきますが…　とにかく2人を追う長回しな画像がリアルすぎ😱　今から約100年前の世界、今まで目にしてきたモノクロな第一次世界大戦のイメージが、本作のリアルで深みのある色付きな映像により、皆さんの頭の中で書き換えられること必至です　第二次世界大戦を舞台にした『プライベート・ライアン』、現代ソマリア内戦を舞台にした『 ブラックホーク・ダウン』と並ぶ、リアル路線を牽引する戦争映画の新たな代名詞となり得る1本👑

もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を　(^_-)-☆