【第10弾】シゲルセミナー
CPD3単位 2024年10月30日(水)新潟グランドホテルにて開催決定!!
※シゲルくん通信NEOに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中!!※
【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム 連載第70回 『 千 里 眼 』) NO.368】
🎦No.205『 マダム・ウェブ (2024年 アメリカ映画) 』
マーベル・コミックスの同名キャラを題材とした作品としては最新公開作であり、映画館で鑑賞してきたばかりの1本🎥 1970年代、アマゾンのジャングルで、臨月の身でありながら、人に投与すると人体機能を増強させる毒を持つ幻の蜘蛛を追い求めていた、学者である主人公キャシー・ウェブの母 蜘蛛を見つけるも仲間であるエゼキエルの裏切りに合い瀕死の状態に しかし現地の部族にて蜘蛛の特殊な毒を体に注入され、身ごもったキャシーを出産したのちに息を引き取ります 30年後、ニューヨークの救命隊に所属するキャシーは、ある事故をきっかけに千里眼ともよべる予知能力を覚醒🦋 蜘蛛の毒により超人的なパワーを得たエゼキエルがある理由で抹殺を企む3人の女子学生を、偶然居合わせた電車から助けることで、運命的な戦いに巻き込まれていくことになりますが… 近年のヒーロー・テンコ盛り的なマーベル映画に食傷気味になっていた私には逆に嬉しい一本✨ サスペンスフルでちょっとシリアス、ド派手過ぎず現実味のあるちょうどよいアクション・スリラーな1本に仕上がってます スパイダーマンのスピンオフ的な作品ですが、今後の続編にも期待👍
🎦No.206『 NEXT -ネクスト- (2007年 アメリカ映画) 』
ニコラス・ケイジ全盛期の1本ですね〰️ ケイジ演じる主人公クリスは、キャデラックの芸名でラスベガスのカジノで予知能力を売りにしたマジシャンをしていましたが、彼は自身が授かった能力をマジックに見せかけ、その能力を隠すように暮らしていました しかしこの能力が本物であることを見破ったFBIは、ロシアから米国内に持ち込まれた核兵器とテロリストの追跡のために彼の能力を利用しようと、彼の身柄の確保に乗り出します🔫 彼の能力は、上段でご紹介のマダム・ウェブの能力に似てますが、肝なのは2分先の未来までしかわからないというところ⌛ そしてなぜか、本作のヒロインであるリズについては以前からクリスは同じ幻影に出会い、いつしか出会うことを予見していたのでした👀 リズとついに対面を果たしたクリスは、彼女との逃避行を続ける中で彼女に深い愛情を抱き、しかしながら結果として彼女に最大の命の危機をもたらしてしまうのですが… ニコラス・ケイジ × 2分間といえば、ケイジ × 1分間の組合せも忘れらません 1分以内に高級車を盗み出すクライム・アクション 『 60セカンズ 』 も、いつかまたあらためてご紹介をしたいお薦めの1本🚗
🎦No.207『 デッドゾーン (1983年 アメリカ映画) 』
スティーヴン・キング原作の小説を、奇才デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化した、千里眼を扱った往年の名作✨ 上記2作品に比較すると作風の趣ががらりと変わり、まさにクローネンバーグらしいダークサスペンスな1本👿 学校の教師として真面目に働き、恋人との良好な関係を楽しんでいたごく普通の青年ジョニーを襲った突然の自動車事故⚡ 5年間という長い昏睡状態から奇跡的に回復したジョニーは、なぜか人に触れるとその人の未来の悲劇が予見できる特殊な能力を開花させます 病院の看護師の子供にふりかかる事故を伝えて未然に悲劇を防いだジョニー 殺人事件の解決にも貢献しますが、時には周囲から忌み嫌われるような言葉をなげかけられることも😯 そしてある時、事故が起きる前の恋人が応援活動を進める横柄な上院議員候補スティルソンと偶然に握手をしたことにより、スティルソンがやがて大統領となり核兵器のボタンを押す悲劇のイメージを見てしまうのでした… 終始、雪が路上に残るようなどこか寂し気な情景とジョニーを演じるクリストファー・ウォーケンの青白い顔の佇まいが、本作をより暗く悲劇的なイメージへと繋げていきます ジョニーが純真であるが上に選んだ最後の選択は、刹那さと彼の心の優しさに満ちた余韻が残ります💘
もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆