【第10弾】シゲルセミナー
CPD3単位 2024年10月30日(水)新潟グランドホテルにて開催決定!!
※シゲルくん通信NEOに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中!!※
【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム 連載第40回 『 こんな社会は絶対ごめんだ! 』) NO.336】
❶『 ガタカ (1997年 アメリカ映画) 』
遺伝子技術が発達した近未来⏱ 人類は遺伝子操作と人工授精により生まれた『適正者』」と、自然妊娠で生まれた『不適正者』に分別され、双方は待遇や教育などあらゆる面で大きな格差が生じる社会となっていました イーサン・ホーク演じる主人公のヴィンセントは両親の考えにより『不適正者』としてこの世に生まれ、しかも虚弱な体質を背負って生きることに… そんな主人公ですが、本来『適正者』にしか認められない宇宙飛行士になりたいという夢を諦められず、その夢を叶えるために違法な個人ID偽装をして『適正者』になりすまし宇宙飛行士の訓練を受けるのですが… 本作、アートフルな映像やセット、車を始めとした小道具なども実に印象的で魅力的です✨ 『適正者』が支配する特異な社会の怖さの増幅にも視覚的なイメージがうまく作用しています 脇を固める若きジュード・ロウ、ユマ・サーマンも好演技 因みに本作、2011年にNASAによって選ばれた『もっとも現実的なSF映画ランキング第一位』を獲得した一本です👑
❷『 パージ (2013年 アメリカ映画) 』
こちらも主演はイーサン・ホーク、第一作公開後にシリーズ化を果たした作品です🎦 経済崩壊が起きて社会格差が進んだ近未来のアメリカが舞台 『新しいアメリカ建国の父たち』を名乗る過激なグループ集団が偏った統治を行うこの社会では、1年に1日だけ、夜の7時から翌朝の7時までの12時間のみ、すべての犯罪が合法化されるというトンデモ年中行事『パージ』が慣習化していました パージ施行中は殺人も認められ、逆に民を守るはずの警察や消防、医療はすべてサービスを停止 そんな中、富裕層の居住区に住む主人公一家が偶然助けを求めて逃げ込んできた男をかくまったために、無法者の犯罪集団と戦うこととなるのでした⚔ パージ開始を知らせるサイレン音📯がとにかく不吉で不気味、しばらく耳から離れなくなりますよ パージ導入により犯罪率も失業者も激減という裏の裏は、富裕層による貧困層の支配というところに真の目的があり、実に不条理な全体主義的社会を描いた怖い一本となっております🥶
❸『 マイノリティ・リポート (2002年 アメリカ映画) 』
公開からはや20年近くが経つとは、時の流れは本当に早いですね~ フィリップ・K・ディック原作、スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演 巨額の製作費が投入され、上記❶,❷作品に比較したら文句なしの大作となりますね~
プリコグと呼ばれる予言者たちの力を利用し開発された殺人予知・防止システムが稼働する社会 このシステムを運用する近未来のアメリカでは、西暦2050年代には殺人発生率は0%に抑えられていましたが… システムを駆使して捜査を行う犯罪予防局の刑事ジョンを演じるのがトム・クルーズ 数年前に息子を誘拐・殺害され心に傷を負いながら捜査に没頭するジョンでしたが、やがてシステムが示した新たなる殺人予知には、ジョン自らが殺人を犯す画像が映し出されていました😱 自らが追われる立場となり絶体絶命の状況に陥る主人公 100%正確で間違いはありえないと信頼されているシステムに、実は盲点はあるのか? 徹底的な管理・監視・洗脳社会の恐怖をテンポ良く描いた、改めてお薦めの一本🎥
もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆