【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム  連載第61回 『 なぜ繰り返す・戦争の大罪と虚しさ 』) NO.359】

【第10弾】シゲルセミナー
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🎦No.178『 アメリカン・スナイパー (2014年 アメリカ映画) 』
公開当時のキャッチコピーは、「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」 本作、イラク戦争で現地に出向く、米軍特殊部隊に所属する一人の狙撃手の実話をもとに製作された1本🎬 ブラッドリー・クーパー演じる主人公カイルはテキサス生まれ 弟とともにロデオに明け暮れる日々を過ごしていましたが、9.11テロをきっかけに国家に尽くしたいとの意志が芽生え海軍に志願、30歳という年齢ながらも厳しい訓練に耐え特殊部隊のシールズに配属されて、狙撃手としての任務に就くのでした✈ その後計4回イラクに派遣されることとなりますが、本作は戦場での惨さの表現もさることながら、主人公が派遣と帰国を繰り返す中で、自らの心に変調をきたしていくさま、そしてそれが原因で愛する妻や子供との関係までも崩れていく辛い現実を淡々と描いていきます 任務を完全に終えて帰国した主人公に待ち受ける運命は、重すぎます… 監督は、名優というよりもはや名監督と呼んだ方が良い御大クリント・イーストウッド、本作を観てあらためて、イーストウッドの監督としての手腕に脱帽👏 

🎦No.179『 プライベート・ライアン (1998年 アメリカ映画) 』
スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演 本作の原題は『 Saving Private Ryan』ということで、1人の兵士の救出に向かう米軍兵員たちの物語となるわけですが、救出されるライアン役を若きマット・デイモン、救出作戦を仕切るミラー大尉役をハンクスが演じています✨ 第二次世界大戦時の重要な作戦として史実に残る、ノルマンディー上陸作戦を題材にした1本🎦 冒頭の上陸作戦時の描写がすさまじく、本当に面食らってしまいます 第二次世界大戦時を描いた作品と言えば、本コラム第57回目で紹介した、同じスピルバーグ監督によるホロコーストを題材にした 『シンドラーのリスト』 も思い出されるわけですが、当然ながら戦況や地域、立場や人の目線が変われば、まったく戦争を扱った作品の趣も変わり、2作品を見比べれば全く異質の表現対比となっています⇔ 終戦から50年後、老人となったライアンがミラーの墓前で語り掛けるラストシーンも忘れられないのです⌛ アカデミー賞11部門ノミネート、監督賞、撮影賞他5部門受賞👑 

🎦No.180『 ブラックホーク・ダウン (2001年 アメリカ映画) 』
私の大好きなリドリー・スコット監督作品⤴ 本作は、ソマリア内戦へのアメリカの介入と失敗を描いたノンフィクション小説を基にしています いわゆる「1993年のモガディシュの戦闘(多国籍軍とソマリア民兵グループとの市街地戦)」を、リアリティを追求して描いた1本🎥 ブラックホークとは、米軍最強の強襲型ヘリコプター🚁 当初30分足らずで完了する予定だった敵の高官の強襲拘束作戦ですが、予期せぬ敵によるブラックホークの撃墜により状況が一変⚡ 敵地の真っ只中に残された仲間の救出のため、圧倒的優位と思われた多国籍軍は、敵が優位な市街地戦で逆に苦しい戦いを強いられることに🥵 その場に居合わせるような臨場感、延々と続く苦しい戦闘シーン💣 正解のない一瞬の判断がいとも簡単に命を飲み込んでいく戦争の虚しさ、こんなことを続けちゃいけない… 上記 『プライベート・ライアン』 にも出演していた存在感ある俳優トム・サイズモア、先般逝去されました 『レリック』 の警部補役良かったなあ✨ ご冥福をお祈りいたします 

もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆

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