【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム  連載第57回 『 珠玉のモノクローム映画 』) NO.355】

【第10弾】シゲルセミナー
CPD単位 2024年10月30日(水)新潟グランドホテルにて開催決定!!

※シゲルくん通信NEOに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中!!※
【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム  連載第57回 『  珠玉のモノクローム映画 』) NO.355】

 

❶『 シンドラーのリスト (1993年 アメリカ映画) 』
スティーヴン・スピルバーグ監督による、重厚で非常に完成度の高い1本🎬 舞台は第二次世界大戦中、ドイツ占領下のポーランド 自身の経営する鍋工場にユダヤ人を1000名以上雇い入れることで、ナチスによるホロコースト(大量虐殺)からユダヤ人を救ったドイツ人実業家シンドラーの物語 実話なんですね💡リーアム・ニーソン演じる主人公シンドラーは仙人のような善人ではなくて、もともと酒好き、女好きな面も持ち合わせる遊び人タイプなのですが、物語が進むにつれて罪なきユダヤ人を救いたいという気持ちの変化が彼をいよいよ動かしていきます モノクロならではの陰影美溢れる映像は主演のニーソンの彫りの深いマスクからでる微妙な心境変化をより印象深く表現することにも貢献✨ 同じスピルバーグ作品の『プライベート・ライアン』とは全く趣が異なる作品ですが、今回のテーマ名に使用した”珠玉”という言葉がまさに相応しい、モノクローム映画の金字塔👑

❷『 死刑台のエレベーター (1958年 フランス映画) 』
本作は私、大学時代、今はなき映像媒体LD(レーザーディスク)版を購入して繰り返し観直した1本🎦 当時のヨーロッパにおける映画の新しい潮流、ヌーヴェルヴァーグを代表する1本でもあります 不倫関係にある一組の男女 2人は邪魔な存在となった女性の夫を完全犯罪により殺害する計画たてて実行に移しますが、証拠隠しのために戻った殺害現場のビルのエレベータ―に突然閉じ込められてしまう男🥵予定時間を過ぎても戻らない男を探して夜のパリの街を彷徨う女 そして物語は想定外な更なるもう一つの殺人と複雑に絡み合っていきます 当時25歳、駆け出しのルイ・マル監督による手持ちカメラを多用した演出映像が、要所で流れるマイルス・デイヴィスによるトランペットの即興的音楽とあいまって、心に残ります 舞台となる夜のパリも、モノクローム映像と相性が良いですね 不倫相手の女性を演じるジャンヌ・モローの存在感と美しさも👍本作のような半世紀以上前の映画も、1コインあれば美しい映像で楽しめるのは嬉しい限り🎵

❸『 シン・シティ (2005年 アメリカ映画) 』
基本モノクロ映像なのですが、時折鮮やかなカラーの差し色が加えられたグラフィク・ノベル調の実験的意欲作🎥 犯罪が常態化し悪徳と欲望にまみれたベイシン・シティ この都市を舞台に関連しあう3つのエピソードにより物語は進んでいきます 3つの物語共通のテーマはズバリ、”復讐”でしょうか❔各エピソードの主人公ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン共に愛する者のために復讐を誓い、壮絶な復讐劇を開始します😱本作は監督も3名による共同作品となっております 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のロバート・ロドリゲス、『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノも監督として参加しておりますので、クライム映画はお手の物、バイオレンス描写もおりがみつき💀そして主演級の前述3名の皆さん以外の出演キャスト陣も多数登場で豪華すぎ✨ コミック調でありながら硬派でカッコイイ、やりすぎ感満載のモノクローム映像を逆手にとった娯楽大作👍

もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆

 

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