【第10弾】シゲルセミナー
CPD3単位 2024年10月30日(水)新潟グランドホテルにて開催決定!!
※シゲルくん通信NEOに掲載の俺ちゃん的シネマコラムを社長ブログにて発信中!!※
【防水工事・外壁改修工事の株式会社シゲル・コーポレイション 社長ブログ( 俺ちゃん的シネマコラム 連載第73回 『 異形の愛 』) NO.371】
🎦No.214『 シェイプ・オブ・ウォーター (2017年 アメリカ映画) 』
第90回アカデミー賞にて作品賞など4部門を堂々受賞👑 半魚人との恋という特異なテーマを扱いながら、映し出される映像はきらきらと輝く宝物のようなカットの連続、本作品の世界にどっぷり沼ること間違いなしの魅惑な1本✨ 発話障害の女性主人公イライザは、アメリカの機密機関である航空宇宙研究センターで清掃担当として働いていましたが、ある日、新任の博士のもとで謎のタンクが運び込まれます イライザはある時このタンクに入れられていた未知の生物を目撃👀 それはアマゾンの奥地で神として崇拝を受けていた半魚人🙀 やがてイライザは幾度かの”ふれあい”の中でこの生物との意思の疎通に成功 そして彼女は、独特なチャーミングさを併せ持つこの異形のモンスターに、人への恋愛に似た感情を抱いていくようになるのでした… 本作、舞台となる1960年代のアメリカを忠実に再現📺 この頃のマテリアル良いですね~ 車、電化製品、家具など、シェイプも色使いもグラマラス💘 本作を手掛けた日本のアニメ・怪獣オタク、ギレルモ・デル・トロ監督の他作品では、当コラム第24回で紹介済 『パシフィック・リム 』 も心高鳴る傑作、合わせて御覧あれ😁
🎦No.215『 ザ・フライ (1886年 アメリカ映画) 』
先日、このコラム執筆のために久しぶりに鑑賞💺 ホラージャンルの巨匠デビッド・クローネンバーグ監督が、本物のプロが作るホラー映画とはかくあるものと改めて教えてくれる一本🎥 恐怖の起承転結がしっかりしていて完成度が実に高いですね👍 科学者の主人公ブランドルは、分子レベルで物質を分解し再構築させる仕組みを持つ物質転送機「テレポッド」を開発中💻 ある時知り合った女性記者ヴェロニカと恋仲になる中、幾度も失敗したヒヒによる実際の生物の空間転送についに成功⤴ その後、ヴェロニカと元恋人との関係に嫉妬し泥酔したブランドルは、まだ検証が不十分な中で、自らの肉体の転送実験を決行してしまいますが、ポッド内には気づかぬ内に一匹の蠅が紛れこんでいて…😱 本作が強烈な印象を放ち続ける理由は、やはり悲劇の主人公ブランドル役ジェフ・ゴールドブラムの独特な風貌と雰囲気を武器にした、人間から昆虫にメタモルフォーゼする過程の熱演でしょうか✨ ジーナ・デイヴィス演じるヴェロニカの一途すぎる想いもラストの衝撃と悲しみを大きく増幅させ、本作は実は立派な恋愛映画であることにも気づかせてくれるのです😢
🎦No.216『 狼男アメリカン (1981年 アメリカ映画) 』
こちらも往年の名作✨ 容赦ない怖さと、相反するようなブラックユーモア、そしてちょっぴり恋愛要素も融合、私的には狼男をテーマにした作品群において未だ本作を超えるものはない出来栄えと思う次第💘 英国にヒッチハイクの旅をしにきた米国人大学生に降りかかる大災難⚡ 満月の夜、英国の荒野を歩いていたデビッドとジャックは突然正体不明の狂暴な獣に襲われ、ジャックは絶命、デビッドも瀕死の重傷を負うことに😱 住民により獣は射殺されるもなぜか獣の死体は見知らぬ男の死体にすりかわっていました 回復に向かうデビッドでしたが、彼の前に死んだはずのジャックが現れ、襲ってきたのは狼男でありデビッドも満月の夜に狼へと変身して人を襲うことになるので、自ら命を絶つように進言しますが… CG技術などなかった時代の中で、本作の変身シーンはどうやって作ったのか想像不能な驚愕クオリティ、アカデミー賞メイクアップ賞受賞も納得👍 その他印象に残るシーンは、無人の地下鉄駅構内で人狼の視点のようなカメラワークを多用しサラリーマンが追いかけ廻される場面、何回観ても怖すぎ💀 そして、苦悩するデビッドと看護婦アレックスの2人の関係は、ラストを迎えていよいよ形作られる悲劇的な異形の愛に違いありません(´;ω;`)ウッ…
もし御興味が沸いてきましたら、皆様もぜひ一度御鑑賞を (^_-)-☆