マンションの修繕をお考えの方

マンションの修繕をお考えの方

マンションを修繕する前に検討すべき留意点

Part 1

マンションは居住者の皆様にとって大切な資産であり、また安らぎに満ちた住まいでなくてはなりません。
一般的に、マンションはRC造(鉄筋コンクリート造)で築造されていることが多く、共用部として計画的に管理すべき部位は、屋上やバルコニー、共用廊下や外壁、非常用外部階段並びにエレベータ設備や給排水設備、電気設備といった部位になります。

Part 2

マンションの多くで採用されているRC造は、鉄筋コンクリートの劣化やひび割れへの対処が、長きに渡って資産価値を維持するための重要要素となります。
ひび割れはRC造の宿命的劣化であり、またひび割れは季節や昼夜の温度変化によりたえず動き続けています。ひび割れを放置しておけば、雨水が浸入し漏水に繋がるだけでなく、鉄筋コンクリートの様々な病気を誘発し建物の老化、短命化を招きます。

コンクリート建築物の代表的な4つの病気に共通する引き金

すべての病気に 水 が関与し 水はひび割れから侵入する

ひび割れからもコンクリートの代表的な病気(中性化)は進行する


中性化深さはフェノールフタレイン液を塗布して測定
赤く発色した部分はアルカリ性、透明な部分は中性化した箇所
Part 3

また、マンションの多くの外壁に採用されているタイル貼り外壁に関しても、放置しておけばひび割れやタイル目地からの雨水の浸透により劣化が進行し、やがてはタイルの剥落事故にも繋がりかねません。剥落事故は居住者のみならず、第三者災害を招くものですので計画的な修繕管理が重要です。

タイル張り仕上げ外壁の劣化イメージ

タイル目地の占める割合は意外と大きい

50二丁掛けモザイクタイルでは、全体に占める目地面積は14.5%
50角モザイクタイルでは、全体に占める目地面積は19%
タイル間の詰めモルタルに対する防水・保護が重要

Part 4

勿論、屋上やバルコニーなど水平面で直接紫外線や雨水にさらさせている部位も、定期的なメンテナンス・修繕計画が肝要となります。改修時は、新築時の防水層と改修で使用する防水工法の相性や工事予定時期、工事時の各種制約(工事音、臭気等)等をすべて考慮して、最適な改修工法を選定することが肝要です。

Part 5

マンションは経済的かつ有効に計画的な修繕計画を組み立てることが重要です。そのためにはLCC(ライフサイクルコスト)を抑えることが重要です。LCCを抑えるためには、耐久性が高くメンテナンスフリー期間が長い工法及び2回目、3回目の改修のことまで考えた工法の選定が重要です。

当社が考える、マンション修繕工事の重要ポイント

雨水をコンクリート内に侵入させないことが建物を長寿命化し、周囲にも安全に、かつ資産価値を保ちながら末永く快適な住まいとして使用し続けられる最大のポイントとなります
Part①
コンクリートのひび割れを制することが重要

塗装が施されている外壁は、ひび割れ部からの雨水の侵入を長期的に防止可能な
ひび割れ追従性に優れた外壁防水材の検討を

当社ではこちらの工法をオススメしています!!

改修向き/吹付外壁に

外壁10年防水保証・躯体劣化防止
信頼実績No.1

アロンウオール工法

Part②
タイル外壁は悪くなる前に予防保全的な対処を

美観を損なわずにタイル外壁からの雨水の侵入による将来的な劣化を予防するタイル外壁改修専用防水材の検討を

当社ではこちらの工法をオススメしています!!

改修向き/タイル外壁に

タイルの意匠性を崩しません
タイル外壁剥落予防保全の切り札

クリアウオール工法

Part③
すでに剥落が始まったタイル外壁は押さえこんで対処を

タイルの剥落が始まっている外壁は、機械的に押さえこんで剥落防止する工法の検討を

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改修向き/タイル外壁に

優れた特性を発揮する、
カチオン性アクリルポリマーセメントモルタルを
メインに用いた処理で
中性化防止や防錆保護ができる!

アロンACC・ピン・ネット剥落防止工法

改修向き/タイル外壁に

タイル外壁をガッチリ剥落防止
クリアー塗材で意匠性は変わらず

エバーガードSG

Part④
屋上・バルコニーは、種々の条件を組み合わせて判断を

新築時の防水層と改修で使用する防水工法の相性や
工事予定時期、工事時の各種制約(工事音、臭気等)を総合的に判断して選定を

当社ではこちらの工法をオススメしています!!

新築・改修向き/屋上に

30年耐用に耐えうる
高耐久露出塩ビ系シート防水

サンタックIB LL仕様

Part⑤
ライフサイクルコスト低減の考慮を

LCC(ライフサイクルコスト)を抑えるために、耐久性が高くメンテナンスフリー期間が長い工法及び
2回目、3回目の改修のことまで考えた工法の選定を